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天の川を隔てて東西に分かれた織姫と彦星の夫婦が、1年に1回だけ会えるというロマンチックな話なのですが、2人を隔てる天の川がとても美しく見えるのが、チリのアンデス山脈と太平洋の間に広がるアタカマ砂漠です。
ここは世界で最も暗く、そしてキレイな空が広がる場所です。
地球上で最も静かで何もないこの場所は、数え切れないほどの星や幻想的な星雲を見ることができます。夜空が提供する壮大なショーを邪魔する雑音もありません。
美しい風景とは裏腹に、標高5000mの氷点下、塩湖や氷の斜面で構成されたアタカマは、生命の危険や機材の故障と隣り合わせの過酷な環境です。
しかし、地球上で最も素晴らしい風景のひとつである壮大で広大な景色を間違いなく提供してくれます。
ちなみに、織姫はこと座で最も明るい恒星ベガ、彦星はわし座の1等星・アルタイルだそうです。
2つの星の距離は、およそ14.4光年だそうで、光の速さで移動しても14年以上かかるそうです。